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五月病になる原因と予防・対策・治療方法

さて、GWが終わればいつも通りの日常が待っています。みんなこれからいつも通り出社し、いつも通り仕事し、いつも通り帰社し、いつも通り就寝する・・・。
毎日毎日、同じことの繰り返し・・・。
「サザエさん症候群」なんてものがあるように、普段平日は5日間働いて、やっと休みが来て、日曜の夜はまた憂鬱になる。そんな人も少なくはないと思います。
これが連休明けとなると、更にイヤ度が増すこと増すこと。

GW明けの仕事はじめで発症するケースが多い、【五月病】。
休みが明ける前に、対策を知っておきましょう!

五月病って何?どんな病気?

この時期によく聞く五月病という言葉ですが、はたしてこれはどのような病気なのでしょうか?

五月病とは

新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。
出典:wikipedia

精神的な症状の総称とは、なんだかふんわりした話です。
じつは、医学の教科書に「五月病」という病名は(正式には)ありません

どういうことか、説明していきます。

五月病の症状とその原因

五月病の代表的な症状は以下のようになります。

・なんとなく気分が落ち込む
・疲れやすい
・仕事や勉強、家事などに集中できない
・眠れない

今の時期、このような倦怠感や虚脱感が当てはまった人は、五月病の可能性があるでしょう。
また、より深刻になると、精神的な症状だけでなく、下記の肉体的な症状が出ることもあります。

・食欲不振
・胃の痛み
・めまい
・動悸

どうしてこのような症状が出るかというと、五月病の原因はずばり「ストレス」だからです。

4月に仕事や学校、転居などで環境が変わった人には、気がつかないうちに肉体的な疲労と精神的な緊張が溜まっているものです。これがGWの休暇で途切れることで、無理していた分のツケが回ってきて、五月中旬くらいから上記のような精神的な症状が出現します。

このようなストレスは、自律神経の異常を引き起こすため、ストレスの原因が深刻になると、やがて食欲不振や胃の痛み、めまいや動悸などの肉体的な症状までが出現します。

上記の説明だと、わりと本格的な病気のように思われますが、これは病院などで使われる正式な病名ではなく、現実にはきちんとした定義もないのです。経験的に、この時期に同じような症状を訴える人が多く、原因がわかりやすく思い当たることから、それらを「五月病」と総称している、ということでした。

五月病ってどう治せばいい?

五月病はたいていの場合、一過性の心身の不調なので、だいたい1~2ヶ月で自然と環境に慣れ、症状がよくなるとされています。一般に「若者の通過儀礼のようなものだから、放っておけば治る」と言われているのはある意味では正解です。

しかし、五月病は医学的には適応障害という病気に分類されるとする意見が主流です。この病気は、外的・内的要因によるストレスが、自分の処理能力がキャパ超えしてしまったときに起きる心(と身体)の一時的な故障状態であり、抑うつ気分や不安を主症状に、場合によっては就業・就学そのものが不可能になる場合があります。

五月病をもし、風邪のようにこじらせてしまった場合、気がついたときには深刻な状態になっている、ということもあり得ます。そこで、ここからは五月病になりやすいタイプを挙げ、次にその対処法・予防方法をご紹介します。

五月病になりやすいタイプとその対処・予防法

五月病になりやすい人の特徴をまとめてみました。

・真面目な人
・責任感がある人
・忍耐力がある人
・融通が利かない人
・ロマンチストな人

そもそも不真面目で責任感もなく、忍耐力もない人は季節を問わずいつでものんびりしているはずですが、五月病も適応障害の一種であり、外的・内的要因によるストレスと自分の処理能力のバランスが崩れたときに発症すると考えると、真面目で・責任感があり・忍耐力がある人ほど、ストレスを多く溜めこみがちになることが予想されます。

ロマンチストというのは、つまり理想が高い人、ということ。高すぎる理想は往々にして現実と乖離しますから、その結果として大きな失望や挫折を経験し、五月病になりやすい、と考えられます。

自分が上記のタイプに当てはまる、と感じた人は、あらかじめ五月病の予防をはじめましょう。これは同時に、自分でできる五月病の治し方でもあるので、すでに五月病の症状がある人にもおすすめです。

五月病の予防・対処方法は大きく分けて、「コミュニケーション」「食事」「睡眠」「リラックス」の4つです。詳しくご紹介しましょう。

◆コミュニケーションでストレスを軽減する
職場の同僚や同期、家族や友人などとのコミュニケーションの機会を大切にしてください。信頼できる相手に悩みを話すだけでもストレスは軽減されます。

他人と話すのはおっくうなことでもあるのですが、ストレスと処理能力のバランスについて考えてみるとき、他人とのコミュニケーションは悩みを分かち合うことでキャパシティを広げる行為に当たるのではないか、と思いました。

◆食生活の栄養バランスを意識する
食べもので治るなら誰も悩みはしない、と斜に構えていた時期が僕にもありましたが、人間の身体が食べたものでできているからには、どんなものを食べるかというのは非常に重要な問題になります。

例えば、脳内の神経伝達物質であり、感情をコントロールするホルモンのセロトニンは、動物性タンパク質のトリプトファンを原料に合成され、偏った食事では脳への取り込みが阻害されます。栄養バランスの重要性がわかりますね。

◆質の良い睡眠を確保する
睡眠は心と身体の回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために「起床/就寝の生活リズムを整える」「夕食は就寝2時間前まで、入浴は1時間前まで」「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの生活習慣を身につけましょう。

また、最新の研究では、GWに「寝だめ」などいつもと違う睡眠サイクルになることで、睡眠リズムが崩れることが五月病の原因だとする説もあるくらいです。

◆オフの日は仕事を忘れてリラックスする
オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れたほうがいいようです。なんとも耳が痛いですね。
体を動かす、読書をする、映画を見る、料理、アロマ、ヨガ etc.いろいろあると思うので、ぜひ自分が好きなことをして、オフの日はリラックスをするようにしましょう。このとき、前述したセロトニンも分泌されやすくなります。

 


いかがでしたか?
今回ご紹介した五月病の対処法を試してみても、心身の不調がなかなか治らない場合や、睡眠を十分にとっているのに悩みや疲れが消えない状態が1ヵ月以上続く場合は、適応障害が軽度のうつ病に移行している可能性があります。

仕事や勉強、家事などにやる気がなくなるだけではなく、好きな趣味など、以前は興味があったものにも関心がなくなったりする場合は要注意。
甘え過ぎるのはもちろん問題ですが、極端に自分自身を圧迫しすぎないようにしましょう。

「よく食べ、よく遊び、よく眠る」これが健康の秘訣です。たまには贅沢をしても良いんです。好きな人と過ごすのも、ストレス解消になります。

 

 

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