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【意外と知らない】藤子・F・不二雄のブラックな短編漫画5選

ドラえもんの生みの親『藤子・F・不二雄』の傑作短編SF漫画7選です。その皮肉や風刺に満ち満ちたブラックな内容は、まさに大人こそ読むべき漫画ではないでしょうか。

ドラえもんの生みの親【藤子・F・不二雄】


出典:http://meigen.keiziban-jp.com/fuziko_f
経歴(1933年〜1996年)
日本の漫画家。本名は藤本弘。安孫子素雄(藤子不二雄(A))とともに“藤子不二雄”としてコンビを組み、ユーモアあふれる着想の子供向け作品を数多く生んだ。代表作は『ドラえもん』をはじめ、『オバケのQ太郎』『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『21エモン』などなど。子供向け作品を手がけるその手腕のあざやかさは、「子供たちの夢と願望を心にくいばかりに視覚化する」と評されるように極めて高い評価を得ており、没後も子供漫画の名手としてのその名声は揺らいでいません。
没後20年代近くたった現在においても、根強い人気を誇る日本を代表する国民的漫画家の一人です!

・・・そんな藤子・F・不二夫先生の残した短編SF漫画の中には、皮肉や風刺に満ちたブラックな作品が少なくない事をご存知ですか?内容は完全に大人向けでありまして、非常に風刺的でシュールな筋立てが多く、今でもカルト的なファンが多数居ると言う事でも有名なんです。「現在になっても古びないというより、今、読み返した方がゾッとさせられる、予言じみた魅惑に満ちている」という声も。
では、具体的にどんな作品を残したのか?ご紹介していきます!

1、「ヒョンヒョロ」

”最恐”の呼び声高し!

出典:http://mandarake.co.jp/information/2005/11/18/akb02/index.html
1971年に早川書房の月刊雑誌『S-Fマガジン』増刊号に発表された作品。これぞ異色作品、という感じです。ザッと読んだところで、一体それで何を言いたかったのか、大抵の読者はよく分からないのではないでしょうか?しかしそのシュールさが魅力!

■奇妙な・・・ウサギ?

出典:http://syoudoukansou.blog135.fc2.com/page-14.html
少年の前に突然現れたウサギに似た容姿の無敵万能な怪人。初期の『ドラえもん』に似た絵柄で、序盤はドタバタ調のコメディっぽいですが、ウサギが本性を現した辺りから雲行きが怪しくなっていくのが魅力です。

■衝撃の結末

出典:http://h.hatena.ne.jp/ymkgsh/81808734000220688
彼は「ヒョンヒョロ」なる謎のものを返してもらおうと、誘拐状を渡すのですが・・・。
『常識や慣習に囚われ、迫りくる悪意に気付かないふりをする我々への暗喩だ。その危険性をやっとこさ認めた時は、すでに遅し』
出典:http://hiko1985.hatenablog.com/entry/20140619/p1
『F先生の短編の中でも1、2を争うオチの怖さの作品です。絶対読んでください』
出典:http://blog.canpan.info/recommend-comics/archive/14
秀逸なラスト!ブラックユーモア代表格の超傑作漫画です。ぜひ読んでみて!

2、「気楽に殺ろうよ」

常識を疑え!

出典:https://www.amazon.co.jp/
1972年『ビッグコミック』5月10日号に掲載された作品。パラレルワールドのお話で、「ヒトが羞恥する習慣」が入れ替わった世界に迷い込んだ男が、入れ替わった世界の医者にかかって、事の顛末と対処を考えるお話。このパラレルワールドでは、性欲と食欲のとらえ方が逆転していて、前者をオープンに、後者を恥ずべきもの(例えば、カーテンを閉め切って静かに食事をし、外食などありえないなど)と常識的に考えられています。そしてまた、殺人についても、権利書を持てば合法的に行う事が出来るのだとか。

■パラレルワールドのおもしろさ

出典:http://tsumuji.tumblr.com/post/140795826/
なかなかのショッキングさ。

■設定が秀逸

出典:http://tsumuji.tumblr.com/post/140795826/
現代人の生活様式や常識、固定観念といった根本的な価値観の逆転が鮮やかに描かれている意欲作です。
『ボタンの掛け違いが一変することで、恐ろしいことになると言う思考実験を描いた作品。これもオチの表現に気付くと怖くなります』
出典:http://d.hatena.ne.jp/terry-rice/20130512/1368384442
『普段当たり前と思っていることにも、ちゃんと理由があるのではないか。或いは、理由もないことを、私たちは当たり前と思ってはいないか。そういうことを、今一度自分自身に問い直してみるのも良いかも知れない』
出典:http://www.mlexp.com/fujiko/works/lib/kiraku.html
ヒョンヒョロに続き、これまたメッセージ性の強い上質なブラックユーモアストーリー!

3、「劇画・オバQ」

『オバケのQ太郎』のその後・・・

出典:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/
『オバケのQ太郎』の後日談だ。社会人になった主人公、正ちゃんのもとにオバケのQ太郎がやってくるところから始まる物語。

■外伝的な短編

出典:http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/text/q/
ちょっと「TED」みたいな雰囲気かも?

■読んでいくと、それはもうたまらない切なさ

出典:http://millefeuille.jp/
大人になるということはどういうことなのか・・・?
『テーマは「大人になること」であろうが、まさに「大人」の視点から読むと、身につまされる話なのである』
出典:http://ishidahisatsugu.com/?p=301
『子どもの頃から知っているキャラクターが変わっていくのはホント辛い。読まなきゃよかったとすら思った(でも、面白いから興味のある方は是非)』
出典:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hiro-har/kuro/nikki5.htm
大人、特に、結婚し子どもを持ち「親」になった人に読んでほしい作品です。

4、「ノスタル爺」

タイムトラベルもの?

出典:http://tsumuji.tumblr.com/
1974年『ビッグコミックオリジナル』2月5日号に掲載された作品です。当時、日本には横井さんや、小野田さんなど、戦後何年も外地で生きていた兵士の帰還などがあり、そこからヒントを得たのかもしれないと言われています。

■切ない、あまりに切ない!

出典:http://b-rulership.hatenadiary.jp/entry/2016/09/08/000000
戦後30年あまりジャングルに潜んで暮らしていた男が、ダムの底に沈んだはずの故郷(つまり過去の世界)に迷いこんでしまう物語です。
『閉鎖的な田舎にある旧家の持つ力の恐ろしさ、戦争によって壊されてしまう人との繋がり、時間など、失ったものの大きさと大切さを短い中に描ききってる』
出典:http://lepassetemps.at.webry.info/200705/article_5.html
『なくした過去を取り戻す男。そんな形で、と分かっていながら取り戻したつもりの男。その気持ちが俺にもあるだけに、痛くも悲しくもある種の幸福感があった。卑屈な幸福が』
出典:http://turunz.no.coocan.jp/
メビウスの輪のようなお話です。SFのようで、だけどこれ以上ないほど強いメッセージ性を持った作品!

5、「コロリころげた木の根っ子」

女性を大切に…

出典:http://akashicr.exblog.jp/21433788
1974年『ビッグコミック』4月10日号に掲載された作品。結論から言うと、亭主関白な旦那を殺そうとする奥さんのお話です。

■口に蜜あり腹に剣あり

出典:http://akashicr.exblog.jp/i14
大人しい妻と暴君のような夫の生活が描かれています。
『一番最後のコマがどれも秀逸なのだが、本作の最後のコマは本当にぞっとする。背筋が薄ら寒くなると言う代物で、これが本当に藤子作品なんだろうかと疑うほどだった』
出典:http://soyogino.blog93.fc2.com/blog-date-20110403.html
是非、ご自分の目でお確かめくださいませ!


いかがでしたか?
どれもこれも気になる作品ばかり。「ドラえもん」も、今でこそ子供向けであったり、ほんわかのほほんとした娯楽要素が強いイメージですが、原作コミックではけっこう痛烈なセリフが使われていたりするんですよ。大人も子供も、みんな藤子・F・不二雄先生のワールドにのめり込んじゃってください!

gravure_bana

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大阪ミナミの人混みになかなか慣れない人。高校でデザインを、専門学校では音楽をしてきました。良く言えばしたいことしかしてない、悪く言えばふらふらしてた人です。たまごやきの語感とビジュアルが好き。

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